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(今日の開祖語録)
「いつも言っていることだけど、一緒になって10の力を発揮する人たちもいれば、組んだことでマイナスにしかならない関係もあります。なぜかを結論的に言うなら、集まった人の質の問題。『オレがオレが』を主張するのばかり寄ってみろ、いがみ合ったり、つぶし合ったり、互いにけん制するだけで、肝心な内容はどうやったって議論できません。仲良くすることの意味が一生理解できない人は多いが、集まった知恵や力を数倍にもできる、そういう問題の煮詰め方、人間関係の作り方をしていってほしい。」
(1975年5月 職員への訓話)
【解説】
開祖はよく職員にも訓話をされました。仕事についての話ですが、ベースはいつも人間の本質、生き方にかかわるものでした。
ここでは、目指すべき人間関係について説きつつ、「仲良くすることの意味が一生理解できない人は多い」と直言されています。仲の良い人とうまくいくのは当たり前、そうでない人といがみ合ってしまうのは、その人の質に問題があるのだと。もちろん、そんなことではいけないのです。少なくとも、少林寺拳法で「一緒に協力し合って上達をはかる」ことを体験的に学んできたのなら、では、日ごろの自分はどうかとふり返ってみろ、と言っておられます。
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