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(今日の開祖語録)
「社会というのはクールです。いくら組織が大きかろうと、中身なしでは“ホラ吹き”の評価しか与えてくれません。「百聞は一見にしかず」という。百回聞くより自分の目で一回見たほうがよくわかるし、間違いは少ない。あるいは、自分たち自身の問題として、もっとはっきり言うなら、わけのわからない口先のきれいごとをグタグタ言うより、一度でも行動せいということです。」
(1971年8月 指導者講習会)
【解説】
開祖には、中国にいたころ「一定先生(イーディン・シェンション)」というあだ名がありました。「一定」は「きっと・必ず」で、「約束したことは必ず守る人」という意味です。人とのつながりを大切にし、信義を重んじる開祖の生き方は、終生ブレることはありませんでした。そして、拳士たちにも、事の大小にかかわらず人のためになると思えば行動し、実践しようと説かれました。いくらすぐれた教えが世にあふれていても、実践しなければ人も社会も変わらないからです。そんな生き方を貫いた開祖は、旧知の後援者から「力の思想家、行動の哲学者」とも称されていました。
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次回の配信予定 7月10日