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(今日の開祖語録)
「大学時代に一緒に技をかけ合い、ときにはケンカもし、いろいろに語り合ったであろう連中と、また人生なり何なりを語り合う。仲間が困っていたら助け合う。つまり息の長い人間のつながりとでもいうのかな、そういう関係、部活のあり方、今から築いていくようやってみないか。どこへ行っても互いに助け合える仲間がいるって、これ私の念願なんだけど、君らだっていいと思わないか」
(1974年 大学少林寺拳法部合宿)
【解説】
今回は、大学生拳士たちへのお話です。少年期から青年期まで、きびしい時代を自力で生きるしかなかった開祖にしてみれば、目の前の大学生たちは時代に恵まれたうらやましい若者たちです。そんな若者たちに開祖は、人生にとって何が大切かを説き、一度しかない今を無駄に過ごすなよと語りかけておられます。人生の先輩として、自らの「念願」を吐露して「君らだっていいと思わないか?」と問いかける開祖。若者たちへの期待と親しみの思いが伝わってきます。
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次回の配信予定 7月22日
金剛禅総本山少林寺 布教課